SynthDIY 自作アナログシンセ 2020年

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自作で使うネジのこと

自作で使うネジに関して

ネジの頭の部分に種類がありまして、

よく見るのはナベネジですかね。

パネルとか見える部分ならトラスネジが良いかも。

皿ネジというのもありますが、

それは取付けたいモノの穴がすり鉢状になっていないとダメで、

普通の穴に皿ネジを使用すると見た目がかなり革新的になると思います。

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(ネジのための溝が掘ってある・・・・というより

切ってある。かな)

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建築関係で使うネジの多くは、先の方が鋭角になっていて、

木材や、壁材等に使用されます。

下の写真がそのネジ(木ネジ、タッピングねじ)。

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ネジがドリル(キリ)の役目も果たして、

ネジ自ら穴を開けながら材料に食い込んでいきます。

今回のパネルの組み立てには向いてないと思います。

 

 

 

アルミのパネル

自作パネルの仮固定

ホームセンターでL型の金具を購入しパネルが自立するようにしました。

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アルミフレームは職場の廃材を利用。

アルミフレームは溝があって、その溝に専用のナットを入れれば

任意の寸法で板金などの固定が可能なので便利ですが高価ですし、

ホームセンターでは入手できない。

なので、下の写真のL型金具の6cm部分の所がもっと長いものを
選べば、自立するはず。

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Analog2.0 LFO基板続き

LFO基板 配線少しだけ解説。

ピンヘッダ~パネルジャック間のリード線作成。

(写真はLFO基板JP3~パネルJ3 Triggerのリード線)

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次の写真はLFO基板JP6~パネルJ1Triangular Out

少し解説します。書籍「達人と作るアナログシンセサイザー自作入門改訂版2017」

 

 

230ページ、パネル部品の配線の絵の中では

基板のJP6からVCO PWM inへと配線するように記載されてますが、

僕はJ1側からVCO PWM inへ配線しました。(写真黄色い電線)

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次の写真は前回のブログにもアップしましが、

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LFO基板JP2(上の写真はJP2に接続のソケット)からVCO、VCA、VCFのModInへ

(上の写真アオ、ミドリ、ムラサキ)と書籍には記載されています。

VCA側の接続を例に、説明が記載されている141ページの記号を拡大すると

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LFO出力(LFO基板JP2)からのリード線(ムラサキ)がVCAのジャックJ3に繋がります。

 

接続の解説。

ジャックJ3に使用したのはマル信無線というメーカーのMJ-355です。

下が外観図です。

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上の外観図(パソコンの画面を撮影しました)の3番にムラサキのリード線を

接続しました。

 

作業BGMはクラフトワークの「Radio-Activity」

2022年 自作アナログシンセ 再始動?

Analog2.0 LFO基板

久しぶりにシンセ作成に着手しました。

LFO基板半田付け。

前回(2021年夏頃)はジャンパー線だけを半田付けした状態でしたので、

今回はその続きで、抵抗、ダイオードなど高さの低い部品の半田付けから・・・。

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注意点は抵抗とトランジスタのピン配列かな???

 

まずは抵抗の注意点?

入手した抵抗は下のような感じのがいっぱい袋詰めされてる

セットを購入しました。

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写真の4.7k数本でもテスターで測定すると

そこそこのバラツキがあったので、一つ一つテスターで測定しながら

なるべく、近い数値のモノを選びました。

 

トランジスターはエミッタ、ベース、コレクタのピン配列と

基板に印刷してある「E B C」とを間違えないように。

(ピン配列、エ・ク・ボって思い込みはだめ)

 

下の写真が完成したLFO基板です。

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ここまでにかかった時間は140分でした。

購入した部品

「達人と作るアナログシンセサイザー自作入門改訂版2017」の

必要な部品の中から購入した部品を一部、紹介させていただきます。

 

JP1、JP2等のピンヘッダはPH1✕40SGという40個つながってるのを

秋月電子で購入し、

ラジペンでつまんで必要数にポキポキ折って切り離して使用。

 

JP5 ピンヘッダ2.5mmピッチ 5✕2 Lifelineには

ボックスヘッダ ライトアングル(横型)10P(2✕5):BH-10RGを

秋月電子購入。

 

IC1、IC2用のICソケット

部品リストには無いですが、ICの交換が容易なので購入。

丸ピンICソケット(8P):2227MV-08-03を秋月電子で購入。

 

可変抵抗器はアルプス電気というメーカーの基板用の可変抵抗器を

千石通商で購入。(型式は忘れました・・・)

 

JP2への配線

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分かりにくい?かもですが、

赤いリード線にVCO、VCA、VCFからのリード線を半田付けして、

熱収縮チューブ(透明)で絶縁しました。

リード線同士の処理の方法とかは過去のブログをご参考に。

 

 

 

 

Anarog2.0プリント基板 ジャンパー線半田付け

プリント基板、ジャンパー線の半田付け

 

プリント基板半田付けの順番として、

高さの低い部品から半田付けをしていく

とよく言われてます。

なので今回はジャンパー線の半田付け作業をご紹介。

 

ジャンパー線として使用する錫メッキ線 

 

抵抗を半田付けした後のカットしたリードを

使用する・・それも可能ですが、

最初に半田付けしたいので0.4mmの錫メッキ線を

購入しました。太さは他に0.6mmも購入しましたが

0.4mmの方がスムーズに挿入できました。

 

ジャンパー線を半田付けするのは

下写真(LFO基板)の赤い矢印で示したような

白い棒線の箇所です。

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 まず、錫メッキ線を10mmぐらいのところで折り曲げます。

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もう片方の折曲げはプリンと基板上で

ジャンパー線を入れる穴に合わせて折り曲げました。

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ピッチを合わせてコの字型に折り曲げたら

写真のように段違いにカットすると

プリンと基板の穴に入れやすいです。

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できあがったジャンパー線を基板に挿入して

抜け落ちない程度に折り曲げます。

基板にベタッと着くほどに折り曲げると

ジャンパー線の余長分をカットするとき

切りにくいので、僕は抜け落ちない程度に折り曲げ。

そして半田付けですが、

半田付けして半田コテを基板から離す時

ジャンパー線に沿わして半田コテを離すと、余計なところに

半田が着くことも無いですし、

コテを当てすぎたらできる半田の「ツララ」も気になりません。

 

そして必ずコテ先はクリーナーで綺麗にしてからコテ台に戻す。

これは初心者の方でも出来ることです。

コテ先を掃除せずに次の半田付けをしたら半田がなじみにくく、半田付け不良

(電気が導通しない)の原因になります。

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何本か挿入できたら半田付けをして

ニッパーでカット。

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このジャンパー線の半田付けを最初にやることは、

半田付け初心者の方にもお薦め。

メッキ線なので半田コテの熱で部品が壊れるとかないので、

半田がコテの熱でメッキ線や基板になじんでいく感覚を

掴むのにも良いと思います。

注意点>>

コテのワット数にもよりますが、コテを長い時間

基板に当てると「パターン」という銀色の電気が流れる

部分がめくれてきたり、半田が他の部品の入る穴まで

流れ込んだりします。

ちなみにあくまで参考ですが

僕の半田コテ(温度調整付き420℃に設定)で

細いパターンの所ではコテを当ててる時間は2~3秒です。

半田付け 3.5ジャックスイッチ付き

3.5スイッチ付きジャックにリード線の半田付け

ジャックは秋月電子で購入したマル信無線のMJ-354W-SG

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使用工具

ワイヤーストリッパー

 ピンセット

 半田コテ

 

 コテ台、クリーナー

 

下記 図面のJ3(3.5スイッチ付きジャック)~JP3の配線

(ちなみに下記回路図は「達人と作るアナログシンセサイザー自作入門」のLFO基板の回路の一部分です)

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そして3.5スイッチ付きジャックの接点図

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上の2つの画像を参考に、

JP3-3 とJ3の1

JP3-2とJ3の2

JP3-1とJ3の5

以上のようなつなぎになります。

リード線は

eleshop.jp

 (片側をカットしました)

 

まずリード線の被覆をワイヤーストリッパーで剥くのですが、

一番先の「24」の穴の部分で電線を挟んで剥いて予備半田。

ジャック側にも同時に予備半田をしておきます。

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そして半田付け完了。

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半田付け部分の黒く映ってるのは

収縮チューブというモノで、

絶縁効果や半田付け部分の補強にもなるのでかぶせてます。

ビートガンの熱で収縮し半田付け部分にフィットします。

 

 ↓↓↓収縮チューブ(透明タイプでも効果は同じ)

 

ヒートガン

 

リード線のコネクタ側には基板の挿入先の名称を記ししてます。

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コレで完成。

 

注意点は、

作業する机の上は片づけて広いスペースで作業!!

ついつい作業に没頭、ヒートアップ、盛り上がって

どんどん散らかったままでの作業になりがちですが

最低限、半田コテのコテ台は安定した場所に、

そしてコテは熱を持ってるのでコテ台の周辺には 

ものを置かない。

 

そして夏になり暑くなってくると

短パンで半田付けして、盛りすぎた半田が

足の上に落ちてくる・・・・よくあること注意注意。

synth diy  自作パッチケーブル

3.5mmパッチケーブル作成

 

家にあった6.3mmサイズのプラグのケーブルを

3.5mmのパッチケーブルに改造しました。

使用したプラグは

3.5mmステレオミニプラグ MP−019LC: パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

 

 

ケーブルの6.3mmプラグの部分をカットして

ワイヤーストリッパーで被覆を10mmほど剥きます。

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次にシールド部分と芯線部分を分け、芯線(白い電線)の被服を剥きます。

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次にジャックの黒いカバーをケーブルに通します。

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次にジャック側スリーブラグの穴にケーブルのシールドを通して、

シールド、スリーブラグに予備半田付けをします。

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予備半田付けをしておくとシールドとスリーブラグの半田付けが

比較的容易です。

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次の写真はシールドの半田付け完了したモノ。

半田の量が多いとカバーのねじ込みの時に接触するので注意。

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次は白い芯線をジャックに半田付けします。

今回購入したのはモノラルジャックではなくステレオジャックなので

ジャックの先が3つに別れています。

白い芯線は一番先の「チップ」につながるように「チップラグ」に

半田付けしました。まずは予備半田。

次にチップラグの方に半田コテを当てて半田が熱で溶けてきたら、

白い線をそこに当てます。

注意点は、白い線を持つ手に半田コテの熱が伝わりかなり熱くなります。

気をつけてください。1秒、2秒の秒単位の作業です。

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半田付け完了。

この半田付けのもう一つの注意点は白い被覆が半田コテの熱で溶けてしまうという点です。

半田付けに慣れておられない方にはかなりの難関だと思います。

失敗すればシールドの半田付けからやり直し・・・・かなり面倒・・・・。

 

でも僕の場合、失敗の繰り返しでコツをつかんで上達?しました。

プロフェッショナルと呼ばれてる人達も最初は素人。

 

 

ちなみに、僕が使ってる半田コテのメーカーはHAKKO

HAKKO | 白光株式会社

温度調節できるもので420℃に設定してます。かなり高い温度です。

温度調節出来ない半田コテの場合40wのコテでは温度が高いと思います。

初心者の方は40W以下で。

半田は鉛が含まれている共晶(きょうしょう)半田を使ってます。

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プラグにカバーをねじ込む。この時発覚したのがケーブルの外径が若干太かった?

という点です。カバーをねじ込むときに?スムーズにはねじ込めなかったです。

ケーブル外径は3.5~4.0mmぐらいでした。注意注意。

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