Anarog2.0プリント基板 ジャンパー線半田付け
プリント基板、ジャンパー線の半田付け
プリント基板半田付けの順番として、
高さの低い部品から半田付けをしていく
とよく言われてます。
なので今回はジャンパー線の半田付け作業をご紹介。
ジャンパー線として使用する錫メッキ線
抵抗を半田付けした後のカットしたリードを
使用する・・それも可能ですが、
最初に半田付けしたいので0.4mmの錫メッキ線を
購入しました。太さは他に0.6mmも購入しましたが
0.4mmの方がスムーズに挿入できました。
ジャンパー線を半田付けするのは
下写真(LFO基板)の赤い矢印で示したような
白い棒線の箇所です。
まず、錫メッキ線を10mmぐらいのところで折り曲げます。
もう片方の折曲げはプリンと基板上で
ジャンパー線を入れる穴に合わせて折り曲げました。
ピッチを合わせてコの字型に折り曲げたら
写真のように段違いにカットすると
プリンと基板の穴に入れやすいです。
できあがったジャンパー線を基板に挿入して
抜け落ちない程度に折り曲げます。
基板にベタッと着くほどに折り曲げると
ジャンパー線の余長分をカットするとき
切りにくいので、僕は抜け落ちない程度に折り曲げ。
そして半田付けですが、
半田付けして半田コテを基板から離す時
ジャンパー線に沿わして半田コテを離すと、余計なところに
半田が着くことも無いですし、
コテを当てすぎたらできる半田の「ツララ」も気になりません。
そして必ずコテ先はクリーナーで綺麗にしてからコテ台に戻す。
これは初心者の方でも出来ることです。
コテ先を掃除せずに次の半田付けをしたら半田がなじみにくく、半田付け不良
(電気が導通しない)の原因になります。
何本か挿入できたら半田付けをして
ニッパーでカット。
このジャンパー線の半田付けを最初にやることは、
半田付け初心者の方にもお薦め。
メッキ線なので半田コテの熱で部品が壊れるとかないので、
半田がコテの熱でメッキ線や基板になじんでいく感覚を
掴むのにも良いと思います。
注意点>>
コテのワット数にもよりますが、コテを長い時間
基板に当てると「パターン」という銀色の電気が流れる
部分がめくれてきたり、半田が他の部品の入る穴まで
流れ込んだりします。
ちなみにあくまで参考ですが
僕の半田コテ(温度調整付き420℃に設定)で
細いパターンの所ではコテを当ててる時間は2~3秒です。