SynthDIY 自作アナログシンセ 2020年

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Anarog2.0プリント基板 ジャンパー線半田付け

プリント基板、ジャンパー線の半田付け

 

プリント基板半田付けの順番として、

高さの低い部品から半田付けをしていく

とよく言われてます。

なので今回はジャンパー線の半田付け作業をご紹介。

 

ジャンパー線として使用する錫メッキ線 

 

抵抗を半田付けした後のカットしたリードを

使用する・・それも可能ですが、

最初に半田付けしたいので0.4mmの錫メッキ線を

購入しました。太さは他に0.6mmも購入しましたが

0.4mmの方がスムーズに挿入できました。

 

ジャンパー線を半田付けするのは

下写真(LFO基板)の赤い矢印で示したような

白い棒線の箇所です。

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 まず、錫メッキ線を10mmぐらいのところで折り曲げます。

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もう片方の折曲げはプリンと基板上で

ジャンパー線を入れる穴に合わせて折り曲げました。

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ピッチを合わせてコの字型に折り曲げたら

写真のように段違いにカットすると

プリンと基板の穴に入れやすいです。

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できあがったジャンパー線を基板に挿入して

抜け落ちない程度に折り曲げます。

基板にベタッと着くほどに折り曲げると

ジャンパー線の余長分をカットするとき

切りにくいので、僕は抜け落ちない程度に折り曲げ。

そして半田付けですが、

半田付けして半田コテを基板から離す時

ジャンパー線に沿わして半田コテを離すと、余計なところに

半田が着くことも無いですし、

コテを当てすぎたらできる半田の「ツララ」も気になりません。

 

そして必ずコテ先はクリーナーで綺麗にしてからコテ台に戻す。

これは初心者の方でも出来ることです。

コテ先を掃除せずに次の半田付けをしたら半田がなじみにくく、半田付け不良

(電気が導通しない)の原因になります。

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何本か挿入できたら半田付けをして

ニッパーでカット。

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このジャンパー線の半田付けを最初にやることは、

半田付け初心者の方にもお薦め。

メッキ線なので半田コテの熱で部品が壊れるとかないので、

半田がコテの熱でメッキ線や基板になじんでいく感覚を

掴むのにも良いと思います。

注意点>>

コテのワット数にもよりますが、コテを長い時間

基板に当てると「パターン」という銀色の電気が流れる

部分がめくれてきたり、半田が他の部品の入る穴まで

流れ込んだりします。

ちなみにあくまで参考ですが

僕の半田コテ(温度調整付き420℃に設定)で

細いパターンの所ではコテを当ててる時間は2~3秒です。