SynthDIY 自作アナログシンセ 2020年

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Analog2.0制作中

 

 

最初にアナログシンセの自作にチャレンジしたのは

2016年で、その頃は著者の岩上先生自身が販売の作業もやっておられたと思う。

でも、連絡させていただいたときは、

プリント基板の在庫がなく諦めていたけど・・・・・。

2年前2019年のいつころだったか、

なんとなく「達人と作るアナログシンセサイザー自作入門」を検索したら

スイッチサイエンスさんから基板のセットが販売されていた!

書籍の方も改訂版が出版されており再び制作意欲がわいてきたわけです。

 ただ、電気配線、半田付け、パネルの加工等が未経験の方はかなり大変だと思う。

 

2019年末にパーツ(主に秋月電子)を買いそろえたけど、色々と忙しくて

制作スタートしたのが2020年の2月頃。

基板の半田付けは経験があるので難なく出来たけど、

作業内容は事細かくここに書きます。

 

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 パネルの加工(カット)は大変だった。

 

 取引先さんで廃棄待ちだったアルミの板(厚さは1.5ミリ)をもらって

まずはカット。

アルミの板【写真の緑色(←保護フィルム)の方をパネルに使用、青色の保護フィルムの方はカッターのガイド用のアルミ板】をC型クランプで固定して

オルファのプラスチックカッターで何回も刃を入れて切断。

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そしてパネルの穴開け・・・。

書籍の34ページに書いてあるとおりOHPシートをプリントアウトして

アルミの板に張り付け。

穴を開けるキリがズレないようにポンチという道具で

釘を打つようにパネルにキズ(打痕)をつける。

ポンチがなければ穴開け用のキリにテープを巻いて金槌で叩いても良いかも。

(ここら辺は怪我がないように自己責任で)

次に直径が3ミリぐらいのキリでまずは下穴を開ける。

電動ドリルはマキタというメーカーのモデル6412。

切りくずが飛び散るので保護めがね着用。

パネルの両サイド下に角材。

角材をを置かないとパネルと床にも穴が開く。

下穴を開け、次にステップドリルで穴開け。

大きい方が少々ズレてもボリュームが付けられると思い

ステップドリルで7ミリほどの穴にした・・・・3割は失敗・・・大き過ぎたな。

段ボールで囲いを作って穴開けをしたけど、

それでも細かい切りクズが部屋にチラホラ。

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穴開けが済んだら、大きいサイズのキリで穴の面取り。

面取り(開けた穴のエッジを削る)作業を怠ると

怪我をしたり、ボリューム、ジャックとかがパネルに取付けにくくなる。

 

 ここまでの

使用工具

プラスチックカッター オルファ

電工ドリル マキタ モデル6412

C型クランプ、ポンチ、金槌

キリ3ミリ(下穴用)

ステップドリル

キリ12~(開けた穴の面取り)

50ミリ角ほどの角材